半健康人から脱出!結(ゆい)通信No.196 2008年10月
2008年うつ病パニック障害の治り方、
秋の章

パニック障害の方が近頃はよく来院されています。
今回、紹介するのはお薬を使わず針灸だけで治った例です。
☆パワーハラスメントがらみでした☆
藤田 鉄也さん(仮名)は40代の有名大企業の会社員です。
2週間前、仕事中にパニック状態になり、翌週から会社のある駅で降りられなくなったということで来院されました。うつ病の診断を受けています。昨年の今頃いらっしゃいました。症状からピンときたので、2回目の治療の時にお聞きしました。
「あなたがパニック状態になるとき、誰か特定の方がいらっしゃいませんか」と。
やはりパワーハラスメントでした。ある上司に注意されている時に限ってパニック状態が襲ってくるのです。本人は気づいていませんでした。気づきたくなかったのかもしれません。
いったん3ヶ月の休職をするということだったので、復職の時は必ず配転をして、パワハラ上司とはいっしょにならないようお願いしました。
職場の配転もうまくいき2008年初頭には別の場所にある同じ企業の職場に復職。リハビリ勤務を経て、今は第一線で元気に働いていらっしゃいます。投薬は続いていますがまずまずの回復です。
休職中から復職2ヶ月程度は週2回の治療を続け、後は週1回 今は疲労回復と脳を活性化する治療を続けています。
☆二人目が欲しいから☆
五十嵐 君子さん(仮名)は30代初めの女性。専業主婦です。
2008年7月頃に来院されました。
4年前、初めて出産。出産後1年たった頃から不安感にさいなまれるようになり、不安障害の診断を受けました。SSRI等の抗うつ剤の投薬を開始。夫と子どもの3人暮らしでしたが家事も満足にできず生活に支障をきたすようになったため子どもと一緒に実家にもどりました。その後は改善したため実家から夫のもとに戻ることができました。5月からSSRI等の抗うつ剤をやめ、抗不安薬1つだけにしたとのこと。そこから不安感、むかつき、頭痛に苦しむようになりました。2人目の出産を希望しているので、ここでSSRIにもどりたくない。ここ何日か身体がだるく背筋も伸ばせない、別の針灸院で何回か針をしたがいよいよしんどくなってしまう。なんとかならないか。ということで来院されました。
7月に3回治療して頭痛 肩こりはなくなりました。背筋もしっかりのびます。
まだ吐き気 むかつきが残ります。
8月いっぱい治療してほぼ症状はなくなり、薬もすべてやめることができました。
針のやり方は治療する鍼灸師によって違います。一度針をしてうまくいかなかったからといって針灸全般を避けないでください。あわない薬があるようにあわない針のやり方もあるのです。たいていは温灸を併用するとあうようになります。きちんと効くようになります。
※ 治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの名前を仮名としているほか、年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少しだけ変えている場合があります。
ご了承ください。

