結(ゆい)通信No.185 ///////// 2008/01/27より

冷え性の治し方

手足が冷える、とくに足先が冷えるという女性は多いですね。
足の冷えを訴える男性も結構いらっしゃいます。

冷えは気滞(きたい)から

冷えの原因はいろいろありますが、気滞(きたい)気がうまく身体を流れなくなるためにおこる冷えも多いようです。西洋医学的には交感神経優位の状態です。

仕事の時にある程度緊張するのは大切ですが、必要以上に緊張させていると、血の流れが悪くなり、手足が冷えます。仕事が終わってもうまくリラックスできない方も多いようです。
交感神経優位の状態が続いてしまうと内臓の動きも低下してしまいます。腸の働きも低下し便秘になりやすくなります。ちょっとしたことでもイライラするようになります。
うまくリラックスすると、血の流れがよくなり、冷えもとれ、内臓も活発に動いてくれます。便秘も解消します。ほがらかになります。

緊張とリラックスの切り替えがうまくいかなくなっている患者さんは「どう力をぬいたらいいかわからない」とよくおっしゃいます。つぼに針をすると、気がめぐり、リラックスしていきます。手足の冷えがとれていきます。
針灸すると、緊張とリラックスの切り替えがうまくいくようになります。

気滞(きたい)の患者さんには足湯をよくすすめるのですが、たんに足を暖めることだけが目的ではありません。
足の周辺のツボを刺激し、気の流れをよくしてリラックスしてもらうためなのです。

慢性的な肩こりといっしょに冷えがなくなる

昨年10月に30代の女性を治療しました。
慢性的な肩こりだったが、最近ひどくなって、右肩を動かすだけで痛くなった。腰も股関節も痛くなってきたという方。手足もひどく冷えます。気滞(きたい)タイプです。

10月に4回ほど治療してすっかりよくなりました。冷えもとれました。次にいらっしゃったのは12月の初め。肩こりがなくなっていたが、近頃になって少し肩がこり始めたから、予防をかねて来たとのこと。
開口一番「今年の冬は暖かいですね」とおっしゃいます。
これには驚きました。めっきり寒くなってきた頃だったからです。
冷えがとれて気がめぐるようになり、以前ほど寒さを感じなくなっていたのです。手足も暖かでした。

気滞(きたい)の方の中には、上実下虚(じょうじつかきょ)俗に言う冷えのぼせの方が多くみられます。冷えのぼせの対処法は冷えのぼせの対処法をご覧ください。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少しだけ変えている場合があります。ご了承ください。

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