疲れもたまると年をとる
半健康人から脱出!結(ゆい)通信No.65 より 2004/02/19
近頃は 元気のない人が増えているようですね。元気がなくなる原因のひとつに働きすぎがあります。働きすぎも、長くなると疲労感だけでなくいろんな症状を起こすようになります。
足腰がだるい。疲れる。物忘れがひどい。べつに腰に負担をかけるような仕事をしなくても腰がだるいと感じるようになります。
「疲れをためると、だんだんとお年寄りみたいになるんですよ。もちろん治療すれば 若返ります。年相応に戻ります。治療して元気になった後、できたらもう少しだけゆっくり仕事ができませんかね」私が時々 腎虚(じんきょ)のみられる患者さんにお願いする言葉です。
疲れをためて お年寄りみたいな症状が出ている状態を腎虚(じんきょ)といいます。身体を滋養する要素、陰(いん)も身体を活発に動かす要素、陽(よう)もそれぞれ減少しています。
身体を活発に動かす要素、陽(よう)が主に減ったときは寒がりになります。
動悸がしたり、すぐに息が切れるようになったりします。やる気がなくなります。SEXする意欲もなくなり、男性はうまく勃起しなくなります。
身体を滋養する要素、陰(いん)が主に減ったときは めまいがしたり耳鳴りがしたりすることが多くなります。眠れなくなります。明け方に身体が熱くなり、目が覚めることもあります。視力も落ちます。いらいらしてきます。SEXする意欲は変わらないか 妙に欲望が強くなるときもありますが、男性の場合は早漏になったりします。ひどいときは普通の時に精液が漏れたりします。女性は月経が止まってしまったり、逆にいつまでも出血が続いたりすることがあります。
腎虚はお年寄りみたいな症状ですから、夜 頻繁におしっこに行きたくなったり、おしっこが終わったと思っても たらたらと漏れてきたりします。
まずはゆっくりと休むことです。陽(よう)が主に減ったときは休んだり、治療を受けたりしようという方に気が向きますが、陰(いん)が主に減ったときは ゆっくり休む方に意識がいきませんから注意が必要です。お近くの針灸院を受診されることをお勧めします。陽(よう)が主に減ったと感じる方は鶏肉、陰(いん)が主に減ったと感じる方は豚肉がいいですよ。ごまを食べるのは両方に効きます。

