緑茶の効用と注意点

なにごともほどほどが大切

 結(ゆい)通信No.46  2003/08/26より

緑茶の効用と注意点

お盆休みに ぼおっとテレビを見ていたら、「身体によい」とされる食品の話等 健康情報の多さにびっくりしてしまいました。ほとんど垂れ流し状態ですね。

○○が身体にいいということが、いろんな形で語られています。たとえば緑茶。身体にいいということが繰り返し強調されていますが、気になる点があります。

1. 残留農薬
 
日本産にせよ中国産にせよ お茶の栽培中にどれぐらいの農薬がかけられているのでしょう。お茶は洗って使うことができない食品ですから、農薬が残っていれば身体に入りやすいのです。葉で売られているもので、無農薬のものは表示がきちんとされていますからできるだけ無農薬のものを使いたいですね。
お茶は身体にいいと、せっせと飲むことが、農薬をせっせと飲むことにならないよう気をつけたいですね。

2.緑茶のあう人あわない人
 
中国伝統医学では緑茶は身体の余分な熱をさます効果があるといわれています。緑茶の苦味が熱を冷ますのです。身体の余分な熱は身体の上部、頭に上がります。頭にたまりやすい、身体の余分な熱からくる口内炎、口の渇き、目の充血、頭痛やめまいに効果があります(頭痛やめまいは身体の余分な熱が、原因ばかりとは限りません。むしろ身体に必要な熱が足りなくなっておこる場合もあります。
口内炎、口の渇き、目の充血も主な原因が違う場合もあります。この辺の鑑別は伝統医学のプロの目が必要です)
逆にいえば、身体に余分な熱のない状態の人、冷えが強い人には緑茶はあまり向いていないということになります。実際 臨床の場で冷えの強い人に緑茶はお好きですかと聞くと、たいてい緑茶は好まないという答えが返ってきます。身体が知っているのです。

テレビで身体にいいというからと、身体が好まないものまで、無理にとることはありません。緑茶はそれなりに薬効のあるもの。とりすぎて身体の熱をさましすぎると、具合の悪い場合もあります。
なにごともほどほどが大切なのではないでしょうか。

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