追突されました
2003/05/9
むち打ち症について
先日、追突されました。
渋滞で、止まっていると突然、車が、ガクンとひと揺れ。驚いて外に出ると 後ろの車が、バンパーに接触していました。たまたま私の車と同じメーカーの営業所の前の路上での事故だったため、すぐに営業所の中に、私の車と追突した車を入れました。路上に車を置くと 渋滞をひどくしてしまうからと考えたからです。
軽い追突だったため、むち打ち症にもならず助かりました。
営業所の中で お茶をいただきながらの示談交渉。
メーカーの営業所のため、車の修理見積もりもその場で出てくるという、ぶつけた先方さんにも恵まれた状態でしたが、お互い気分は最悪。バンパーがちょっとへこんだ程度の軽微な事故とはいえ、やはり気分のいいものではありません。なるほど追突されるとこんな不愉快な感覚になるのかと、これまでむち打ち症で治療してきた患者さんの顔を思い浮かべながら交渉しました。
追突された場合の心得
むち打ち症、つまり首の捻挫はすぐに痛みが出てくるわけではありません。足首を捻挫しても、すぐに痛くならない、しばらくたってから痛くなるのと同じです。そうかといって足首のようにはれあがることは、まずありません。
事故直後は 興奮していますから、痛みも感じにくくなっています。だから「なんともないよ」と言ってしまいがちですが、ちょっと待ってください。ほんとに軽微な追突以外は「むち打ちはすぐに痛くならない時もあると聞いているから、2~3日様子をみます」と言っておいたほうがいいでしょう。
追突してしまった場合の心得
相手が事故直後は「なんともない」と言っていて、 2~3日たってから「どうも具合が悪い」と言ってきても、仮病を疑わないでください。そういうことはあるのです。それに不快感は痛みをひどくします。ストレスで気の流れが滞ります。
仮病を疑うような失礼な言動は、相手のむち打ち症をよけいに治りにくくしてしまいます。
脳波もMRIも、むち打ち症の診断に何の役にも立ちません。客観的な診断はむずかしいのです。法律的にどんな態度が有利なのかは、私にはわかりませんが、治療する立場から言わせてもらうと、誠実な対応が、相手さんの痛みや不快な症状を早く取ることにつながります。
針灸治療の費用も自賠責、任意保険で
追突された交通事故の治療費用はたいてい、先方の保険会社に支払ってもらいます。針灸治療の費用も大丈夫です。針灸でやってみようかなという方、整形外科で治療してもすっきり治らない方は、保険会社の人に「針灸で治療したい」ときちんと言ってください。

