急に片方の耳が聞こえづらくなった!突発性難聴

 

半健康人から脱出!結(ゆい)通信No.64 2004/01/29より

突発性難聴のお話です。
難病医学研究財団によると「生来健康で耳の病気を経験したことのない人が、明らかな原因もなく、あるとき突然に片方の耳が聞こえなくなる病気」と定義されています。急に片方の耳の耳鳴りが始まった、耳も聞こえづらいといった具合です。めまいや吐き気を訴える方もいらっしゃいます。
針灸治療をすると、たいていは数日から1~2週間で治ります。

西洋医学的には原因は不明で、ウィルスが感染したものか、あるいは耳の中の血管がつまったり、出血しているのではないかといわれています。西洋医学ではステロイド剤や血管をひろげる薬、血が固まりにくくする薬などを使って治療するようです。針灸は自然治癒力に働きかけ、血行をよくしたり出血をとめたり、炎症を鎮めたりすることができます。免疫力をあげてウイルスに抗することもできますから、当然、突発性難聴にも効くわけです。私は針灸の方が、治療効果が優れていると感じています。

中国伝統医学は突発性難聴の主な原因を、耳の周囲の気の滞りと考えています。気の滞りのおこる理由は各人それぞれですから、耳の周囲の気の滞りをとるつぼに加え、患者さん個々に合わせてつぼを選びます。耳の周囲の気の流れ、経絡(けいらく)を少陽経(しょうようけい)といいます。春の初めは少陽経(しょうようけい)の気が動き始める季節。

1~4月にかけて突発性難聴を発症する人が増えるような感じがしています。

耳の周囲の気の滞りをとるつぼを紹介します。手の甲の小指と薬指の間と手首を結ぶ線上です。骨の間にとります。突発性難聴の時は、この線上に押して痛いところがたいてい出てきます。そこを指で押してください。突発性難聴はこじれると、厄介です。難聴がそのままになってしまうことがありますから、これで治らない時は、早めに針灸院へ行ってください。

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