声の出なくなる風邪に気をつけて
結(ゆい)通信No.58 2003/11/10より
最近 吹田では声が出なくなり、それからひどい咳に変わっていく風邪がはやっているようです。人によって微妙に差はありますが、痰のあまり出ない、ひどい咳が特徴です。夜に咳き込むようになると苦しいものです。熱もでます。
中国伝統医学では、秋の温病(うんびょう)、秋温(しゅううん)と呼びます。ある種のウイルスのせいなのでしょうが、中国伝統医学では秋に時ならぬ暖かい気候が続いたために温病(うんびょう)が流行ったと考えています。ある種のウイルスが流行りやすい状態を気温と季節、人の身体の状態から考えるのです。伝統的に秋温(しゅううん)には秋温(しゅううん)の独特の治療法があります。風邪一般に同じ治療というわけではありません。
ひき始めのすごし方が大切
ひき始めのすごし方が大切です。痰のあまり出ない、ひどい咳が続くようになった場合、なかなか 治りにくく大変です(針灸で早く、きちんと治すことはできるのですが)。
ひき始めにゆっくり休み、ひどい咳が続く状態までもっていかないことが大切です。
市販の風邪薬はあまりお勧めできませんが、やむをえず飲んで、いったん症状が楽になった場合も養生を忘れないようにしてください。症状を抑えているだけで、風邪を本当に治しているわけではないからです。風邪を治すのはあなたの自然治癒力です。風邪薬をやめたとたん咳が出始めたりすることがよくあります。
家族の誰かが風邪にかかった時はうつるのを防ぐ方法があります。お酢と水を半々程度にまぜ、わかして、酢の蒸気をだします。やかんをストーブにかけてもいいし、台所でガスの火にかけてもいいし、要するに酢のにおいが部屋にたちこめるようにします。のども楽になりますよ。

