かぜの話
なんだか風邪ひいたり、咳している人が多いと思いませんか。
冬から春は風邪のシーズンです。
風邪はウイルスという小さな小さなばい菌でかかるもの。
身体の抵抗力が落ちているのです。
熱は適当に出したほうがいい
風邪で発熱したらすぐに解熱剤というのは止めたほうがいいですよ。 熱は身体が、自分を守るために出しているもの。 さすがに四十度をこえるような時は、熱を下げたほうがいいけれど、それ以外は自然にまかせるのが一番。 熱をあげると身体の抵抗力、免疫力が高まります。 身体が一生懸命、風邪のウイルスと闘っているのです。 熱をさげると抵抗力が落ちてしまいます。 抵抗力の弱い人はじつは熱も出ない場合があります。
生姜とはちみつ湯を飲みましょう
風邪は最初が肝心、ぞくぞくっときたら、生姜とはちみつを入れた熱いお湯を飲んで、ひと汗かきましょう。 ねぎや生姜をたっぷり入れたうどんもいいですね。
ビールの大好きなおとうさん、この日ばかりはビールをやめてください。ビールの苦みは身体を冷やします。 それに当たり前のことですが、ビールはたいてい冷たくして飲むので、それだけで身体を冷やします。 ああ、お酒は飲めないのかと嘆かないで!
赤ワインのお澗も効くの!?
焼酎のお湯割や日本酒の熱燗、それから今はやりの赤ワイン(赤ワインも少し燗をつけたほうが効きます)なら
少しだけなら大丈夫。少しだけですよ。
鼻水ばかり出て時々 咳も出るのですが、 これって鼻炎ですか、風邪ですか?
別に、どう考えてもいいですよ。
中医学(伝統的中国医学)からみると、要するに肺の気が、
寒さを受けて、弱ってしまった状態。肺気虚(はいききょ)といいます。
鼻水はほとんど出なくて乾いた咳ばかりがでるのですが?
肺気虚の鼻に現れる状態が、鼻水。気管支に現れる状態が咳です。
肺の気が、寒さを受けて、弱ってしまった状態、肺気虚を治せば鼻水も咳も治ります。ふつうのお薬の場合は鼻水の薬、咳の薬と別々ですが、針灸は一緒に、根元から治すのです。指圧やマッサージも効きます。
家ではどうすればいいのですか?
ドライヤーの熱風を首の後ろにあてて、暖めてください。
首周りを冷やさないことが大切。
といっても、電車の中とかは暖房で暑いので、外出の時はマフラーとかスカーフを使ったりして上手に調整してください。
暖房で汗をかき、寒い風にあたるのが身体によくありません。
鼻水はほとんど出なくて、 乾いた咳ばかりが出るのですが?
こういう人は暖めても、鼻水ばかりの人ほどはよくならない場合が多いです。
まずは疲れないこと。ゆっくり休んで
ください。
咳ぐらいでと思う人が多いけれど、咳はずいぶんと身体を消耗させます。(たとえ咳は治っても、いったん弱った体は
すぐには回復しません)咳が続くとそのうち背中が痛くなってきたりします。うちは針灸整骨院ですから、痛みが出始めてから来院される場合が多いですね。
背中が痛いといってこられた患者さんが、実は一ヶ月も咳が続いていたというのはよくある話。この場合は、咳も背中の痛みもいっしょに治していきます。
家ではどうすればいいのですか
ほこりに気をつけてください。 部屋を乾燥させないように、お湯をわかして蒸気を出すのも いいですね。

